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新しい書体システムを使った「読める角度」が選べる文字

超指向性フォント「傾 Kabuku」

超指向性フォントは、「読める向き」が限定されたフォントです。ある向きから見るとはっきりと文字として認識できますが、他の向きから見ると、文字とすらわからないような形をしています。さらに、この「読める向き」は、さまざまにコントロールできるようになっています。
こうした性質の書体を使えば、例えば館内のサインではある方角から歩いている人だけに届けるようゾーニングすることができたり、目線の高さごとで情報を棲み分けることで「子供だけが読める言葉」と「大人だけが読める言葉」を併記できるようになるなど、新しい情報提示や体験設計に活用できます。

Credit

Art Directorr: 横澤武竜 (Dentsu Lab Tokyo) | Creative Technologist: 山岸奏大 (Dentsu Lab Tokyo) | Creative Producer: 安斉 史人 (Dentsu Lab Tokyo)