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雪が持つエネルギーを、新しい“表現メディア”にする

Snow Power Lab

大量の水分が塊となり、造形を成す雪。​
その存在感に私たちは計り知れないパワーを感じました。​

しかし現在、温暖化の影響で雪の姿は刻々と変化しています。​
失われゆく姿を憂うのではなく、今この瞬間の雪の力を楽しみながら対話してほしい。​

北海道新聞社とDentsu Lab Tokyoが共同で発足したSnow Power Labでは ​
自然のメカニズムを活かして新しい表現メディアを開発できないか​
チャレンジしています。​

その第一歩として2026年のさっぽろ雪まつりを​
雪が持つ「自然の力」を生かした新しい体験を生み出す実験室にします。​

着目したのは「雪えくぼ」という自然現象。 雪の表面にある小さな塵(不純物)や、風による微妙な凹凸がきっかけとなり、 窪んだ部分で太陽光が何度も反射(多重反射)を繰り返す。 それによって周囲よりも早く雪が溶け、凹みが生まれる。それが雪の”えくぼ”です。

今回開発した試みは、金属の熱伝導率の高さを活かし、太陽光による熱を特定のポイントへ集中的に伝えることで、雪面に意図した「雪えくぼ」を描き出すものです。​

2種類の形状にチャレンジ。

本来はすべて太陽光の熱で完結させたいのですが、​気象条件による影響も考慮し、 電熱線を用いて熱量を制御するパターンも用意して​比較検証を行います。​

今回はあくまで第一歩。まだまだ自然現象は未知数なところも多いものです。​
自然の力とテクノロジーがうまく向き合うことで​
新しい資産を生み出せないかこれからも模索していきます。​

Credit

Creative Director: 中山桃歌(Dentsu Lab Tokyo) | Creative Technologist & Planner & Copywriter : 山岸奏大 (Dentsu Lab Tokyo) |Creative Technologist & Planner : 伊藤大貴 (Dentsu Lab Tokyo) | Account Manager : 角之倉一宏 (dentsu inc.) | Art Director :  浦野夏実(dentsu inc.) | Local Intelligence Specialist : 大佐和惇(The Hokkaido Shimbun Press) | Local Intelligence Specialist :  村上美優 (The Hokkaido Shimbun Press) | Design Engineer : 前川和純(Hot Space inc.) | Designer : 小嶋一太 (WOIL inc.) | Designer :  岩永雄(WOIL inc.) | Designer : 中西沙南(WOIL inc.)