新型コロナウイルス感染拡大を危惧する渋谷区は「２０２０年ハロウィンの自粛要請」を検討。Dentsu Lab Tokyoは、ただ「集まらないで」と言うだけではなく、「集まらなくてもハロウィンは楽しめる」というコンセプトを提案。渋谷区後援のもと、渋谷QWS（キューズ）とともに「HELLO! NEW HALLOWEEN」プロジェクトを立ち上げた。
オリジナルマスクの配布・販売や、仮装マスクを作る子ども向けオンラインワークショップを実施。また渋谷の駅や商業施設、大型ビジョンにグラフィックを展開しプロジェクトへの参加を呼びかけた。さらにデジタル施策としてInstagram Storiesで使用できるオリジナルエフェクトを公開。AR仮装エフェクトや遊べるスタンプなど、集まらないハロウィンが楽しくなる12種類のエフェクトを開発した。結果として、渋谷の人出は前年比67%減など一定の効果を生むことができた。